Chasing the Dragon

どうもです。

なんだか、気候がいい感じになってきたなぁ~、なんて思っていたら、もういつの間にか雨季に突入してしまいました。なんか、最近、やけに雨降るなぁ~、って、そりゃそうだろ、って話でした。

ということは、今年もすでに半分が過ぎようとしているところでもあります。う~ん、早い。前回の記事で、デジタル音楽のことに触れたのですが、なんか、書いた直後のタイミングで、またいろいろと考えさせられたりすることがありました...

(いや、この記事、6月13日に書き始めたんだけど、書いてるうちにどんどんいろんな考えさせられる記事に出会っちゃって、書きたいことが山に...)

ひとつは、いまみち氏の記事の「レコード盤が好きだった」 (3回に渡っているので、1から順に読まれると面白いかと)という記事を読んでいて、「あぁ~、そういえば、そういうふうに進化していったなぁ~」なんて自分が音楽とどういう風に付き合ってきたのか...なんてことも一緒に時系列で思い出したりもしていたわけです。

僕も、ちいさい頃はレコード(アナログ)聴いていたので、それを考えると、だいぶ変わったよなぁ...と。まず、レコードがCDになって、サイズが超小さくなったので、ジャケットの迫力がなんだか...(笑、っていうのを思い出したり...そんでもって、CDが当たり前になってきて...かさばらなくて、運ぶにも良いなぁ...なんて思っていたら、コンピュータが一般に普及し始めて...今度は、音楽はダウンロードする...になってきたりで...とうとう手で触れないって状態に...(裸のまんまかい?!...なんて思ってたら、実体は無いので手で触れませんでしたみたいな。)


多分これって、録音媒体を「物として、買っていた」という意識から、「実は体験を買っていた」という意識にシフトしていく過程なのかもなぁ...なんておもったりもしています。


これまでの過程を考えると、音楽って存在は、物凄く身近なものになってきたんだなぁ~、って思います。需要が「あった」、または「ある」からそういう進化をしたってことでもあるのでしょうか?いろいろと理由はあると思いますが...


アナログレコードの頃は、聴く前と後の作業ってのが、ちょっとしたリチュアルっぽくて、ある意味、神聖なというか、「聴く」という作業に特別な雰囲気があったりして、「聴く」という意識がだいぶ今の「聴く」って感覚と違ってきたのかな?なんて思ったり...(まあ、アナログはすり減っちゃうから、1回1回が特別にならざるを得ないってのはあるかもだけど。)

聴く機材の大きさも全然違うわけで(笑、下手すりゃ部屋の半分くらいとっちゃうのもあって、再生するまでに下準備があるセットもあったり...今じゃ、手のひらに収まって、片手ですべての操作が数秒で完結するものまであったり...ずいぶん進化したなぁ...というか...まあ、今でも昔のような聴き方はもちろん出来るわけで、聴き方の幅が広がったとも言えるのかもしれないです。

って、この話が向っている方向は何処だったっけ?って書きながら自分で分らなくなってしまってしまったぞ...




ああ、そうだった...いや、実は、Echolocation は現在、アルバム制作終盤に差し掛かっていて、詰めの作業、もろもろをやったりしているのですが、ここに来て、聴きかえしたりしていると、ふと、なんというか、音楽の聴き方もそうだけど、作り方も昔に比べるといろいろだよなぁ~、と...

そんなわけで、もしかしたら、近々(と言っても、まだ先だと思うけど)、Echolocation としても何か出るかもしれないので、ユルいのがお好きな方は是非、聴いて欲しいな、なんて思っているところでもあります。

ので、またリリースがちゃんと決まり次第、いろいろお知らせしていこうかと思ってます。 


※ちなみに、下記のラジオステーションで Echolocation のまだリリースしていない音源が聴けたりすることもあるので、興味のある方は、チェックしてみてください。(ドイツ時間で、22:00~24:00の間の場合が多いです)

http://www.klassikradio.de/ 

↑サイト
http://www.klassikradio.de/liveplayer.php?channel=lounge
↑プレーヤーへ直行



そして、その前に...実は、一枚...打ち込んだユルい世界観のとは、ある意味、対照的な...ロッケンローで、アナログなアルバムが6月27日にリリースされますので、是非、体験して欲しいと思います。





ちなみに、6月22日には、「生」がありますので、是非!

6/22(金)@ 秋葉原CLUB GOOD MAN
「CLUB GOODMAN 16th ANNIVERSARY EVENT
"Rebirth 2012"~2days!!~」
OPEN 18:00 / START 18:00

Act:
■Zof f[タニウチヒロシ(HIROCINEMA)+石塚伯広(qyb/ex;筋肉少女帯)]
■r_i_s_u
■Heronlamp
■101A
●DJ-YUU
adv¥2,200 /door¥2,500
*6/22.23 通し券 ¥4000 (前売のみ50枚限定)
*22、23日の前売り券及び通し券は5/22、17時より
CLUB GOODMAN店頭にて発売開始です。


追記:


手段、手法はどうであれ、アーティストって「龍を追っかけてる」んじゃないなぁ...と、思ったりしている今日この頃だったりする。まあ、アッパーにしろ、ダウナーにしろ、やっぱり作り手としては、純度が高いものを共有したいと思っているはず...ある意味、昔と比べれば音楽はすごく身近なものになってきたことは間違いないし、そういう進化を遂げられたのは、音楽が人に与えてきた影響の結果なんじゃないかと...それによって、いろいろなビジネスモデルも出来上がって流通の幅も広がった。それはそれで悪くはない。それと同時に、音楽が安価になったため、音楽は飽和し、音楽の価値も安価になったと勘違いする人達も増えたんじゃないだろうか?なんて思ったりもするときもある。今は、そんな混沌とした時期なんじゃないかな?と。まあ、こういうのを作りてぇ~んだ!ってアーティストのイマジネーションの具現化欲?と、儲けださなきゃ、というビジネスサイドが絡み合って作品が世に出るわけだから、そういう意味じゃ、もの凄くアーティストにしてみればシビアな時期なのかもしれない。でも、それでも、何かいい方法はねぇ~もんだろか?って、いろんな手を使って世に出る創作物はきっと、後になって考えれば、それはそれで時代を反映した面白いものになってるんじゃないかな?なんて思ったりもしている。不景気な時に流行った「ミニスカート」みたいに。。。(笑。

日本車のせいで(笑、デトロイトの車産業が廃墟化して、失業して困っていた黒人達が、質屋やら、ゴミ山から拾ってきたシンセ、ドラムマシーンで作って出来た世界観がデトロイト・テクノの始まり...やっぱ、ここを忘れちゃいけないな、なんて思ったりしている今日この頃でもあったりする。

そういえば、先日、ユルい音源専門に扱っていた、Groovera がとうとうシャットダウンという記事を書いたのですが、先日、復活したというニュースが!(嬉。 詳細は、Groovera の facebook が一番最新かと...

とうとうリスナーがサポートし始める時代が...う~ん、びっくり。さすがにみんなサイトが落ちて困ったんだな、きっと(笑。














p.p.s

話変わるけど、大きい原発デモがあったのにも関わらず、一切報道なしとか、原発再稼動に関する言い訳やらは個人的にはいただけないね。ホント。こういう陰湿なメンタリティーにはホント嫌気がさすなぁ。北の楽園のことをああだこうだ言う前に、お前らどうなんだ?って(笑。



Comments

  1. 来週、マイクとスタジオ。ファンクに里帰り。ただし、ガレージパンクの上っ面。さて。 kzo

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  2. 出来たら是非、聴きたいです。マイクにも是非、よろしくお伝え下さい。

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