大誤解Q&A?

ってなわけで、第5回(最終回?)打ち込み講座Q&A?も兼ねて。。。

先日のブログに貼り付けた "frosted glass"

いろいろな方に聴いてもらったり、ダウンロードしてもらったみたいで、嬉しいです。ありがとうございます。そんなのも兼ねて、簡単に。。。いや、本当に簡単な解説ですが。。。

echolocation の相方のてつろうさんのラッパと僕のベースのサンプル以外はこの studio one pro というソフトを使って制作しました。ちなみにどんなソフトなのか?というのは以下のリンクにアクセスしてもらえば分ると思いますので、そちらを参考にしてください。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dal/20091221_338390.html

聴いていただいた方はお分かりだとは思いますが、トラックはごく非常にシンプルな構成で成り立っていて、僕(ベース)とてつろうさん(ラッパ)とドラムとソフトシンセです。コード進行もふたつのコードを行ったり来たりの繰り返し。。。どんだけ怠け者なんだ?と突っ込みが入りそうですが、怠けながらちゃんと聴かせようようとすればすればするほど実はハードルが高くなったりすることもあったりします。

二つのコードと、リズムトラックのループでどう怠けるか?です。

曲に広がりを持たせるには?曲にダイナミクスを持たせるには?どんな物語にしたてあげるか?想像力を掻き立てるような曲にするには?などなどいろいろな要素があるわけですが、途中で拍子もテンポも変えるわけでもないし、コードだって転調するわけでも、違うコード進行が途中で出てくるわけでもないし、俗に言うサビがあるわけでもないし。。。

となると。。。どうやってその世界観をシンプルな手段で表現するのか?

そこがこういう音楽の面白みでもあるのではないかな?なんて思います。これから打ち込みをはじめてみよう、と思っているかたは是非、そんなことを頭の片隅にでも置きながら制作してみると面白いかと思います。

これは勝手な解釈かもですが、体験談として。。。ブルースギタリストの頭の使い方?音の使い方?考え方っていうのはこういうシンプルな音構成を使って物語を作る作業には非常に参考になったのかもなぁ、と個人的には感じています。

音の上に音を重ねていくこともそうですが、谷を作って山を高く見せるような、音がない場所も大切だと思います。

そんなわけで参考になったか分かりませんが、あとは個人個人でいろいろなことを考えたり見つけたりしてトラック制作を楽しんでください!とにかく、まずは聴くにせよ、作るにせよ、楽むことが一番大事かもです。

ってなわけで、良いお年を!


弾かないベーシストより

Comments

  1. 「弾かないベーシストより」

    ツボです!(笑)

    いかに怠けるか?これは本当に重要ですよね!

    吹かないトランペッターより(笑)

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  2. 明けましておめでとうございます。

    今年もよろしくです。お互い良い年なるといいですね。

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